栗っ子の今

11月26日(水)校長講話  体作り運動  やまなし

 今日は校長講話の朝会がありました。インフルエンザによる学級閉鎖のクラスもあったので感染防止のため、各教室でリモート配信で行いました。

「読書の魔法」というタイトルで講話を行いました。事前に教職員に描いてもらった絵を見せながら進めました。

本当に色々な絵がありました。同じ言葉を読んで絵を描いたのにどれ一つ同じ絵はありませんでした。同じ言葉、同じ文章に触れても心に浮かぶ映像は人それぞれです。  読書も同じです。文字を読むのが苦手な人であっても、慣れてくればやがて心の中で文字が生き物のように姿を変えます。本を読むと黒いだけの文字が緑の木々に変わり、赤や黄の花が咲き、真っ白な雪が降り、青い海が広がります。音や声だって聞こえてきます。匂いさえも立ちのぼります。まるで、魔法みたいでしょう。

それこそが読書で育まれる「想像力」なんです。栗っ子にも是非、たくさんの良書を読み、心を耕してもらいたいと思います。有名な偉人は小さい頃、読書をたくさんしたり、家に蔵書がたくさんあり本に囲まれていたりという人が多いようです。

 2校時は4年生が体育「体つくり運動」を行っていました。グループで輪になり手をつなぎながらフープを次の人につないでいきます。みんなの息が合うとだんだん上手につなぐことができました。その他にも身近にある材料で体を動かしたり、友達と協力しながらチームワークを競う運動が行われました。子どもたちはとてもにこやかで良い表情をしていました。運動を楽しんでいる様子が伝わってきました。

 今日は5年4組がランチルーム給食でした。自分たちでおにぎりを作りました。それぞれが選んだふりかけを入れ海苔を巻いて作りました。みんな上手に握れていましたよ。

 5校時目に6年生が国語の授業「やまなし」を学習していました。この単元に入る時から、宮沢賢治の他の作品も読み、賢治の生き方や考え方にも触れてきました。今回の授業では「やまなし」の「五月」と「十二月」の2つの場面を対比させ賢治が作品に込めた思いに迫っていきました。自分の考えを持ちながら、友達と交流する活動を行い、自分の考えを深めることができました。